ビーゾカインゼリー
麻酔注射の痛みも解決!ビーゾカインゼリー
ビーゾカインゼリーというのは、清水歯科医院で用いている表面麻酔の種類の一つです。
歯の治療と聞くと、皆さん「痛い」と思われるかと思いますが、基本的には麻酔がしっかりと利いていたら痛みは感じずに済みます。
問題は麻酔の時の注射針の痛みですよね。痛みを取り除くための痛みというのも術者側からは申し訳ない気持ちにもなります。
そこで、麻酔注射をする前に表面に塗って、注射のチクッとする痛みを軽減させるのが、表面麻酔となります。
ビーゾカインゼリーの特徴は、メーカーによると次のように書かれています。
・速効性と持続性
アミノ安息香酸エチル製剤で、短時間で麻酔作用を現し、適度な持続時間が得られます。
・操作性の優れたゼリー状
ゼリー状のため、歯科医師が操作しやすく、正確な麻酔を行えます。
・バナナの香り
小児患者に好まれるバナナの香りをつけています。
(参考文献:ビーゾカイン歯科用ゼリー20% – 株式会社ビーブランド・メディコーデンタル表面麻酔剤ビーゾカイン・ゼリーの小児歯科領域における臨床試験)
現在、歯科用の表面麻酔はいくつか販売されていて、すべて試してみました。
そのうえでの私(院長)の個人的な評価となりますが、
・塗布後約30秒で麻酔効果が現れる点。これにより、患者さんは待ち時間を最小限に抑えて治療を受けることができます。
・麻酔効果は約5分間。必要以上に長く利かせないので、治療後の不快な症状は抑えられます。
歯科治療を快適に受けていただくことは、歯を最後まで諦めない歯科医師として重要なポイントです。
痛みを抑えた治療、できれば「全然痛くない!」と驚かれるような治療まで今後も追及していきたいと思います。